〔東京外為〕ドル、111円台後半=米利上げ観測後退で軟調(16日午後5時)

By | 2017-10-16

16日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤、来年の米利上げ観測後退を意識した欧州勢の売りにより、1ドル=111円台後半で軟調となった。午後5時現在は、111円72~73銭と前週末(午後5時、112円00~00銭)比28銭のドル安・円高。
東京市場の早朝は、買い戻しが先行し、111円90銭台に浮上した。仲値公示に向けては国内輸入企業の買いが入ったほか、日経平均株価の堅調に支援され、112円近辺に上伸。午後1時ごろにかけては、株価の伸び悩みを映して111円90銭近辺まで緩んだ。その後は、前週末の低調な米消費者物価指数が欧州勢に改めて材料視され、111円60銭台へ一段安となった。
市場は、来年の米利上げを占う上で、FRB執行部の人事に注目している。市場関係者からは「次期FRB議長など執行部の人事が決まるまでは思惑に左右され、ドル円は神経質な値動きが予想される」(資産運用会社)との声が聞かれた。
ユーロは終盤、対円、対ドルで一段安。午後5時現在は、1ユーロ=131円75~76銭(前週末午後5時、132円49~49銭)、対ドルでは1.1793~1793ドル(1.1829~1830ドル)。